忍者ブログ
[152]  [151]  [150]  [149]  [148]  [147]  [146]  [145]  [144]  [143]  [142
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

※いつものことですがすごく長いし
薄い本の感想を熱く述べているだけです。ごめんなさい。


この前、記念に!と思って、某アニメの某カップリングの薄い本を一冊だけ買ったんです。

唐突ですみません。

最近の作家さんのことはとんとわからないので、表紙の絵の美しさに一目ぼれした方の新刊を一冊購入しました。
表紙を見る限り、すごいシリアスっぽいぞ…!すごい美麗な絵でシリアスが来るなコレ…!!と思って読んだのですが
中身が、こう、本当目からウロコというか目玉ごと落ちるほどのハイセンスなギャグ本で。
ギャグと言っても、よく言うテンションの高いものではなく、え!?これギャグ…だよね…!!?面白い…!!
っていう、ジワジワくるもので初見で読んだ時もこの人のセンス好きだ!と思うのですが
読んで一時間後、一日後、一週間後、と時が経てば経つほど、どんどんじわじわやっぱり好きだ面白い…、ってなる感じの本なんです。

まずここで私は、シリアスだと思って買った本がギャグだったというとてもいい意味で読者の期待を裏切られているわけです。
そして、作家さんの作品へのコメント。
『シリアスは難しいです…』とのこと。

あああああやっぱりこれシリアスだったんですか!!シリアスだと思って描かれたんですか で す よ ね !!
衝撃でした。表紙の通り、作者さんはシリアスだとして描かれていらっしゃいました。
ここで私は、もう二重の落ちを頂いているんです。お腹いっぱいです。
作品だけでも十分好きだったのに、この作家さん大好きすぎる…!って状況です。
あまりの衝撃に、買った時から今に至るまで、ジャニオタに会う度にこの感動を伝えるという気持ち悪いことをしていました。

で、この度、ジャニオタと一緒にアニ●イトに行ってきました。
その作家さんの本が、冬コミ新刊として置いてありました。
ああいう所に委託されている本には、ジャンルとして『オールキャラギャグ』とか『18禁』とか表記がされているんですけども
その方の本のジャンルの説明が、『シリアス/ほのぼの』

店内で、ど、どういうこと…!!?ってなって、結局答えがでなかったのでうどん屋に入って2人で会議です。
例えば、『シリアスギャグ』とか『ほのぼのギャグ』っていうのはあっても
シリアスとほのぼのっていうのは対極にあるもので、グラフにするとしたら

    シリアス
     ↑
エロ←     →健全
     ↓
    ほのぼの

となるのであり、一緒にはなかなかならないものじゃないか…!!?
すごい、すごすぎる…!そうか、やっぱりギャグでは、なかったのだな…!!!!
感動しました。

実は、●イトに行く前夜、ジャニオタは我が家に泊まっておりまして
深夜の2時に、この方の本を広げながら
『私、漫画とか描かないけど、描くとしたらこの人みたいな読者の期待をいい意味で二重も三重も裏切るような作品が描きたい…!!』
って、少年のように瞳を輝かせながらジャニオタに言って、すごいぬるい目で応援された所でした。

オタクをやっていてよかった!と思うことは多々ありますが
こういう、薄い本の作家さんの作品を読んで、その人の価値観とか生き様に感動して、こういう人に私もなりたい…!!
って思えるのは、素晴らしいことだと思います。オタクの世界での、出会いに乾杯!
今、私、すごく充実している…!と思います。

私が気持ち悪いのはいつものことです。
この人のスパコミ新刊…ゲットするぞっ…!楽しみっ…!!
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
[10/18 華月]
[08/31 村雨]
[08/22 華月]
[08/22 村雨]
[08/18 琉椅]
プロフィール
HN:
村雨
性別:
女性
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ [PR]